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内容説明
「ヨーロッパよりもヨーロッパ的」というイデオロギーによって、とつぜん、蜃気楼のように出現したペテルブルグ。『貧しき人々』から『罪と罰』まで、ドストエフスキー作品を都市小説=フィクションのフィクションとして読み直す。
目次
フィクションとしての都市
夢想家の目
噂の構造
「ネヴァ河の幻」まで
「ネヴァ河の幻」から
〈伝説〉というフィクション
「九等官」をいかに書くか
アパートの中の往復書簡
「ノアの方舟」のみなし児たち
〈三角関係〉のテーマ
『白夜』の歩行者
〈模倣〉という〈道化〉
街路か室内か
〈大洪水伝説〉のテーマ
分身のテーマ
〈語り手〉との関係
「産業の世紀」の予感と儀式
「地下室」の鍵―水晶宮
「トランプ絵札」の二重世界
『罪と罰』―「偶然」「突然」のフィクション
ペテルブルグという「テキスト」
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