目次
第1章 松本大学(私たちが先生を利用してるんです;地域の教育力は「ある」、だが使うのは「大変だ」;「教育そのもの」で地域とつながること ほか)
第2章 共愛学園前橋国際大学(デザイナーズトイレの謎;授業をすることが学長就任の条件;ひとり一人が大学に「オーナーシップ」を持つ ほか)
第3章 南大阪地域大学コンソーシアム(勉強ができる学生もできない学生も、到達レベルは同じである;大学のキャリア教育は学生のマインドセットを変えることだ;就職とキャリア教育 ほか)
あとがき 地域は大学に何をもたらすのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bontapapa
6
学術研究機関としての役割を担う大学とそうではない大学。 定員割れを起こさないためにも独自の仕組みを考え教育を行い、社会に貢献できる人材を送り出している大学。 もはや大学、大学生という言葉の認識を変えないといけないのかもしれませんね。2015/08/15
きいち
1
松本大学、前橋国際大学、堺・泉州の大学連合、という、知られざる「いい大学」の事例集。地域を巻き込んで教育目標を実現していく姿は頼もしい。そしてそのベースは、やはり個人の教員・職員・リーダーたちのちょっと「異常」な熱意が源。誰向けの本か今一つわかりにくいけれど、そんな現在進行形の物語として読め、勇気が出る。2011/08/16
Yuichi Masui
0
大学と地域の連携についての事例集です。松本大学、共愛学園前橋国際大学、こんな素晴らしい大学があるんですね。地方にできた新設大学の生き残りモデルでもあり、新しい大学教育の形であるような気がします。南大阪地域のコンソーシアムでは勉強させてもらいました。アレンジしたうえで取り組んでみたいものもたくさんありました。そこで取り組みをしている先生たちの言葉はとても情熱的で感動的です。負けてられない。。。2013/04/09