内容説明
「きまり悪い」のか、「ばつが悪い」のか、「しげしげ」と見るのか、「じろじろ」と見るのか、類語のニュアンスを、楽しむ・感じる・納得する本。
目次
やる×する
思う×考える
学ぶ×教わる
まねる×ならう
守る×防ぐ
負ける×敗れる
任せる×ゆだねる
戻る×帰る
走る×歩く
のろのろ×ゆっくり〔ほか〕
著者等紹介
森田良行[モリタヨシユキ]
1930年生まれ。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木佐
5
類語の解説本。ざっくりと大まかに、ではなく、一単語ごとに丁寧に解説がされていました。言語学的な部分も盛り込まれ、情報は豊富でした。普段感覚で容易に使い分けている語も多々あったので全ての頁を読みこむのはなかなか辛いものもありましたがその分読む意義を感じました。2013/06/17
彩灯尋
3
読みやすかったが、なんとなくニュアンスでわかっているものを文章で理解をしていくという行為になんだか小難しさを感じてしまった。普段から無意識に使い分けているので、改めて文章にしてもらって「あぁ、たしかに」と。やっぱり日本語って難しいね。2017/03/11
ミネチュ
0
「現代人が使い方に悩む、微妙なニュアンスの違いを、豊富な例文と共に、楽しく・分かりやすく解説した待望の本」とのことで期待して読んだんですが、ビミョー。 というのは、解説されている言葉の多くが、明らかに違うニュアンスの言葉で、使い方に悩む単語の比較ではなかったから。 おそらく日本語を学んでいる外国人にとっては役に立つのではないかと・・・2017/03/12
嘉色のお豆
0
中身がシンプルな絵本のような1冊で、読みやすく3章に別れて徐々に抽象度が増していった。2017/01/28
ITK
0
言葉一つ一つでも、ニュアンスや視点の変化、成り立ちなどで少しずつ意味が異なってくるのがなんとも面白い^^ざっくりとした感覚でしか単語の意味をとらえていなかったことを改めたいです...2016/11/26