内容説明
40年を超える創作活動の最大規模の集大成!デビュー作から教科書掲載の名作まで、心をふるわせる物語18編。
目次
松井さんの冬(くましんし;本日は雪天なり;雪がふったら、ねこの市;たぬき先生はじょうずです)
えっちゃんの冬(ストーブの前で)
短いおはなし(ふたりのサンタおじいさん;一回ばなし 一回だけ;おにたのぼうし;ちびっこちびおに)
すこし長いおはなし(すずかけ写真館;花と終電車;かまくらかまくら雪の家)
長いおはなし(ねこん正月騒動記;ふうたの雪まつり;花のピアノ)
あまんきみこの広がる世界へ(赤い凧;うぬぼれ鏡;北風を見た子)
対談 冬のお客さま 宮川ひろさん
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
1931年、旧満州に生まれる。『車のいろは空のいろ』(ポプラ社、1968年)でデビュー、日本児童文学者協会新人賞、野間児童文芸推奨作品賞を受賞。『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房、1982年)で小学館文学賞、サンケイ出版文化賞を受賞。『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店、1989年)で野間児童文芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千穂
37
以前読んだタクシーの運転手松井さんのお話も再掲。冬セレクションなので手に取ってみた。赤い凧、満州生まれのあまんさんご自身のお話かと思った。涙腺が緩んでしまいました。2018/01/23
木漏れ日の下
14
あまんきみこセレクション、全部で5冊出てる内の4作目なんですが季節的に冬から読みたくてこちらを借りました。空色タクシーのまついさんの話や短いものから少し長いものまで全部で18のお話が収録されています。巻末には宮川ひろさんとの対談。松井さんのお話がやっぱり好きだなぁ。終盤の、"あまんきみこの広がる世界へ"の3編は少し淋しく胸がちくんとしました。セレクションシリーズの他の本も読み進めていきたいと思います。2019/01/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『 くましんし / 本日は雪天なり / 雪がふったら、ねこの市 / たぬき先生はじょうずです / ストーブのまえで / ふたりのサンタおじいさん / 一回ばなし一回だけ / おにたのぼうし / ちびっこちびおに / すずかけ写真館 / 花と終電車 / かまくらかまくら雪の家 / ねこん正月騒動記 / ふうたの雪まつり / 花のピアノ / 赤い凧 / うぬぼれ鏡 / 北風を見た子 / 冬のお客さまは 宮川ひろさん 』 『一回ばなし一回だけ』【中学年向き】『くましんし』【高学年向き】2021/03/26
くもりーな
1
★★★★☆2010/04/06