内容説明
あまんきみこワールドへようこそ。初めての本格的入門書。
目次
1章 あまんきみこの人と作品(人と作品;教科書に載ったあまん作品)
2章 あまんきみこの作品を読む(シリーズを読む;一つずつ読む)
3章 キーワードからみるあまんきみこの作品(雨/雪;色 ほか)
4章 あまんきみこの周辺から(絵本;オノマトペ ほか)
5章 あまんきみこをもっと知る(研究への手引き;年譜 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
48
ああ、こういう本を読むとまた読みたい本が増えてしまいます。あまんきみこさんの優しいファンタジーの世界がとても好き。あらすじを読んだだけでどれも面白そう。大学の先生たちが執筆されているので少しお堅い文章だけれど、私が漠然と抱いていた好きな感覚が明瞭な文章で解説されていて快哉。とりあえずきつねのふうたのシリーズを読もうかな。2019/11/11
anne@灯れ松明の火
37
新着棚で。一緒に借りた「あまんきみこと教科書作品を語らう」と比べると、かなり学術的。内容紹介には「本格的入門書」「作家・作品・教材について論じるだけでなく、キーワードから作品を横断的に読み解く。作品研究にも教材研究にも必携の一冊」とある。研究者や小学校の先生には役立つかもしれない。1読者にはやや硬い印象も受けるが、あまんさんって、こんな方なんだなあということが伝わり、ますます好きになる。未読の作品が多いことにも驚き、もっと読みたくなる。2019/10/21
はるき
27
ぎっしり、ずっしり、贅沢なハンドブックでした。小学校の教科書で読んだ記憶はありますが、自分で作品を追いかけたことはありません。今後、是非とも読破していきたいと思います。2020/04/14
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