目次
第1編 企業の多国籍化と法(企業の多国籍化と国家;多国籍企業行動指針の法的意味;国際的企業グループと債権者保護規制;ジョイント・ベンチャーにおける内部紛争の構造と対策;国家免除―外国国家との国際取引上の問題点)
第2編 国際課税(所得税・法人税と国際的取引;国際取引と消費税―サービス課税を中心に;国際的租税回避)
第3編 国際通信法制(国際通信法制の現代的課題;国際通信法制の変革と日本の進路;国際通信と課税)
第4編 知的財産権をめぐる国際問題(ソフトウエアの法的保護に伴う国際問題;国際特許制度の展望;日米におけるライセンス規制)
第5編 GATT(GATTウルグアイ・ラウンド;金融サーヴィス貿易とGATT;GATTにおける紛争処理;GATTと知的財産)
第6編 国際紛争事例(アメリカ合衆国関税法第337条;アメリカの懲罰的損害賠償制度と“国境”;ECの部品ダンピング規則;国際すず理事会事件;国際企業提携と紛争;海外不動産投資の諸形態と税制;独占禁止法と国際取引)