内容説明
自治体の計画行政と危機管理政策。後藤新平の「東京市政要綱」から始まる自治体の計画行政の歴史と内容を検証し、三宅島・ニューオーリンズの災害と復興過程の実証分析を通してガバナンスのあり方を提示。
目次
序 本書の目的と意義
第1章 後藤新平の東京市政要綱と震災復興計画
第2章 東京における都市基盤整備の歴史と課題
第3章 東京の政策決定システムと計画
第4章 自治体計画と都市
第5章 自治体計画の論点
第6章 ニューオーリンズと三宅島の災害からの復興過程
第7章 危機管理概念の拡大と進化
著者等紹介
青山〓[アオヤマヤスシ]
1943年生まれ。明治大学公共政策大学院教授、博士(政治学)。1967年、東京都庁経済局に入る。中央市場・目黒区・政策室・衛生局・都立短大・都市計画局・生活文化局等を経て、高齢福祉部長、計画部長、政策報道室理事等を歴任。1999年~2003年、東京都副知事(危機管理、防災、都市構造、財政等を担当)。2004年から現職。専門は自治体政策・都市政策・危機管理・日本史人物伝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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