内容説明
WTOの仕組みと紛争解決手続をわかりやすく解説。FTAにも触れながらWTO法の実務での運用を詳述する。
目次
第1部 WTOの基本原理と紛争解決手続(WTOの基本原理―貿易自由化の法と政治経済;紛争解決手続)
第2部 物品貿易の自由化原則(物品貿易の基本ルール(1)―数量制限禁止・関税引き下げ・最恵国待遇・透明性
物品貿易の基本ルール(2)―内国民待遇)
第3部 自由化原則の例外と特別規定(アンチダンピング措置;補助金規制と相殺関税;セーフガード―緊急輸入制限;農業とWTO;環境・安全と自由貿易の調和)
第4部 サービス・直接投資・知的財産権―物品貿易以外のWTO協定(サービス貿易協定;直接投資WTO体制;知的財産権ルール―TRIPS協定)
第5部 自由貿易協定(FTA)とWTO体制
著者等紹介
滝川敏明[タキガワトシアキ]
京都大学法学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院修了(MBA)。OECD日本政府代表部一等書記官、公正取引委員会渉外室長、富山大学経済学部教授、関西大学法学部教授を経て、現職、関西大学法科大学院教授。米国ジョージワシントン大学ロースクール・フルブライト客員研究員(2009年7月‐2010年3月)。専攻は国際経済法、経済法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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