内容説明
1936年の作品『浪華悲歌』。劇中の建築作品を設計した村野藤吾とからめて作品の魅力を語る。
目次
第1章 『浪華悲歌』の大阪モダン(封切まで;連続と断絶;道修町・安治川 ほか)
第2章 村野藤吾(独立まで;独立そして洋行;大阪パンションとドイツ文化研究所 ほか)
第3章 村野藤吾と溝口健二(「サムシング・ニュー」と「二つの流れのコンデンス」;資本論・弁証法・ヒューマニズム;溝口にとって「ヒューマニズム」とは?「人間」とは? ほか)
著者等紹介
佐相勉[サソウツトム]
1948年生まれ。『1923溝口健二「血と霊」』(筑摩書房、1991)など、映画監督・溝口健二の研究書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。