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内容説明
“有害”コミック規制をめぐる青少年条例改正の問題点を科学的に分析。自由と規制の合理的なバランスを考える。
目次
第1部 解説と批判(青少年条例改正の意味と問題点―“有害図書”規制を中心に;青少年の健全育成と社会環境;性表現と青少年;“有害図書”販売規制と最高裁判決―岐阜県青少年条例の合憲判決について;映画・ビデオと青少年条例―自主規制の歴史と展望;青少年条例の歴史―出版規制を中心に;青少年条例と子どもの権利条約;「いん行」ないし「みだらな性行為」の処罰規定)
第2部 資料(青少年条例の制定状況とその構成;青少年条例違反事件の判例 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
10
前半は青少年条例についての論文が数本収められており,後半は資料編として各都道府県の青少年条例の概観をしめしている。10年以上前の本なので統計データについてはなんとも言えませんが,条例制定過程について興味深いものもあった。参考文献をみながら,今後のリサーチの参考にしたい。資料編をパラパラめくるのもおもしろい。2018/08/01
黄野
0
非常に悪書であった。各国の性犯罪と日本の性犯罪を比較して「日本が性犯罪に関しどれだけ恵まれた国か」書いてある。統計数字、性犯罪の特性について勉強しなおしてから青少年や人権、民主主義、女性差別、自由と規制について出版をして欲しいものである。「各国の犯罪統計の「数字」は単純に比較可能な数字ではない、ということを説明します。」http://d.hatena.ne.jp/rna/20090607/p12011/08/25