内容説明
事典的に利用されてきた旧来の判例解説書から一歩進め、民法の主要論点を理解するための「通読すべき書」としての性格をもあわせもたせるため、本書では以下の構成をとった。(1)判例を素材とした「設例」を設け、民法の論点を容易に理解できるようにした。(2)その設例は何を問うているか、解答として何を求めているかを示した。(3)設例で問われた論点の学説上・判例上の位置づけを概略した。(4)設例を考えるにあたっての筋道と論点をめぐる通説・有力説、判例状況を解説した。(5)判例は、事実概要・争点・判旨をコンパクトにサブノート形式にまとめた。
目次
第1章 婚姻
第2章 親子
第3章 親権・後見
第4章 扶養
第5章 氏・戸籍
第6章 相続人・相続分
第7章 相続回復請求権
第8章 相続の効力
第9章 相続の承認・放棄
第10章 相続人の不存在
第11章 遺言
第12章 遺留分
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