出版社内容情報
ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教をはじめ、儒教や神道も含む世界の信仰や宗教を、歴史・教義・儀礼・慣習などについて解説。わかりやすい図解(マインド・マップ)や「背景」コラムにより、教義や歴史的位置づけを視覚的に捉えることができる。世界の人々のこころのありかたを考える人のための宗教学入門。
内容説明
ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ゾロアスター教、ジャイナ教、道教、儒教、神道、シク教…。世界の人々のこころのありかたを考える。
目次
原初の信仰―先史時代~
古代の信仰と古典的信仰―紀元前3000年~
ヒンドゥー教―紀元前1700年~
仏教―紀元前6世紀~
ユダヤ教―紀元前2000年~
キリスト教―1世紀~
イスラム教―610年~
近代・現代の宗教―15世紀~
宗教・宗派解説
参考資料
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
東京大学名誉教授。上智大学神学部特任教授・グリーフケア研究所所長
中村圭志[ナカムラケイシ]
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。宗教学者・編集者・翻訳家
豊島実和[トヨシマミワ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程後期満期退学。現在、東京外国語大学、昭和大学ほか講師。専攻は英語学。英和辞典編集委員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なお
18
図書館本。館内利用資料の為パラパラと読んだだけだが、同じ宗教でも宗派が複雑になっているのを細かく分析している。とても良かった。2017/02/24
nizimasu
8
歴史を通じて世界の宗教の変遷を網羅的に扱った本。大判でイラストが多いから多少の翻訳の読みにくさもなれてくるとサクサク進めるのがミソ。世界宗教であるヒンドゥーから仏教はもとより儒教に道教、さらには一神教のユダヤ、キリスト教やイスラムもある。それ以上に個人的にはアフリカやアジア、ポリネシアで展開するアニミズムやシャーマニズム、祖先信仰なんかも網羅していてそれがいかに世界宗教の誕生段階においてもベースとしてあり多神教との融合なんかとも繋がっている大きな輪環のようなものを感じられてとてもそのスケール感に圧倒された2015/08/02
はすのこ
7
一家に1冊。2016/07/07
へんかんへん
6
なかなか面白い 精霊信仰とキリスト教が結びついてる2017/02/22
もりけい
5
人類が生み出したこころのよりどころが一度にわかります。2015/10/04