内容説明
都市国家フィレンツェの象徴、政庁舎や大聖堂はどのようにつくられたのか。熱気あふれる市場のにぎわい、人々が集まる広場の議論。古代ローマ建築をお手本にしたルネサンス建築は、どのように生み出されたか。実質的なフィレンツェの支配者、メディチ家の富と権力。ルネサンス芸術を支えたフィレンチェの経済力と、同業組合（ギルド）の援助。フィレンツェの人々はどんな家に住み、どんな暮らしをしていたのか。ルサネンスの彫刻や絵画は、どこがどんなふうに新しかったのか。
目次
都市
広場
大聖堂
市場
人々
家の内と外
同業組合（ギルド）
富と権力
新しい思想
過去を掘り起こす
新しいパラッツォ
新旧の彫刻
現実を写しとる
結婚〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがし
0
子供向けでいろんな意味で薄いが、中世のフィレンツェの町並みを眼に浮かぶように描写してくれるのがまことにありがたい。良書である。2009/03/08
gt50
0
ルネサンスの雰囲気についてなんとなく知りたくて読みました。フィレンツェがルネサンスの代表格なのかな。図解は見ててわくわくする。2025/01/30
