出版社内容情報
* 運命(さだめ)・時代(とき)・秋桜(コスモス)・本気(マジ)・豆富・夜露死苦など、現実に流通していながら辞書には載りにくい表記を多数採録。
* 出典は漫画・歌詞・テレビ・雑誌・小説・広告等々。
* 生活に息づく漢字表現の豊かさ・面白さを味わい、活かすための辞典。
* 見出し約11,000、当て字表記約23,000。
* 巻末に詳細な「当て字・当て読み概説」付き。
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内容説明
運命・秋桜・女性・生命・理由・豆富・ふれ愛・本気・夜露死苦…現代の当て字・当て読みを豊富に採録。普通の辞書には載らない漢字表現を満載。漢字はここまで読める・使える。
著者等紹介
笹原宏之[ササハラヒロユキ]
1965年東京都生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授。博士(文学)。早稲田大学第一文学部(中国文学)卒業、同大学院文学研究科(日本文学)博士後期課程単位取得。文化女子大学専任講師、国立国語研究所主任研究官などを経て、現職。専門は日本語学(文字・表記)。経済産業省の「JIS漢字」、法務省の「人名用漢字」、文部科学省の「常用漢字」の制定・改定に委員・幹事として携わる。『国字の位相と展開』(三省堂)により第三五回金田一京助博士記念賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うさみP
7
本気と書いてマジ。運命と書いてさだめ。これは凄く面白い辞書だわ。実用性は限りなくゼロだけど。古今東西、ラノベを初めとした小説から歌詞、普段何気なく使っていたかの言葉まで、ありとあらゆるメディア媒体で誕生した当て字や当て読みが収録されている。文字と読みの相乗効果。表意文字である日本語の可能性と柔軟さ。手が空いた時などにパラパロと見るだけで気分転換になる。是非、読書家には読んでほしい。2014/11/08
なつき
2
結構読んでて面白い。辞典として役立つかどうかは別として、出典の多さに著者の執念が感じられる。ヨン様=様様様様には笑いました。2010/11/19
千代
1
当て字・当て読み大好き。よく使うものから、よく見るもの、何だそれ…と思うものまで、よく集めたなぁと思う。パラパラめくってると、ちょっと変わった当て字でステッカーとかTシャツとか作りたくなってくる。ちっちゃくルビを振って、フォントにも凝って。楽しそう。それにしてもこの辞典、2010年発行なのか…改訂版出ないかな…。今ならさらに面白い当て字や当て読みがあると思う。2021/07/24
中村椋
1
出典が結構偏ってる2016/09/27
さきこ
1
どのページ開いてもおもしろい(笑)古典からJ-POPや2ちゃん用語まで、よく調べたと拍手したくなりました。「とき」なんて5ページにわたっています。2011/01/27