感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おとん707
7
著者は北欧音楽の研究者として、また合唱指揮者として北欧音楽を国内に紹介するともに北欧各国でも演奏し高い評価を得たそうだ。音楽が専門といっても特に音楽の話題中心というわけではない。まだ多くの日本人にとって遠い夢の地であった1960年代のスカンジナビア諸国を、著者の言を借りれば「特に若い方々と二、三日一緒に山小屋にでも泊まってお話しするような気分で」綴った一冊。紀行文としての味わいも魅力だがそれ以上に文化、風土、教育などについて著者が感じたことが深く掘り下げられていて中身が濃い。今読んでも学ぶところが多い。2023/05/19
pan
0
北欧音楽中心。いっしょに旅をしてる気分で読めるのがいい2009/05/08