出版社内容情報
翻訳・通訳をめぐる、時間軸を踏まえた幅広い分析と考察
翻訳・通訳をめぐって、言語学・言語教育学・文学・思想・社会・科学技術など幅広い視点からの分析・考察をまとめた1冊。過去・現在・未来という時間軸を踏まえ、翻訳・通訳の意義や展開等について論じられている。コロナ禍の影響にも言及された論考を含む。
目次
1 翻訳・通訳の「過去」(翻訳と言葉選び―スペイン文学・日本文学から;ドイツにおける三島文学の受容と翻訳―表現手段としての宗教言語;与謝蕪村の俳諧の漢訳 ほか)
2 翻訳・通訳の「現在」(フランスをよりよく知るために―フランス歴史書の翻訳をめぐって;スペイン人の心に響く春樹文学の魅力―翻訳を通して;医療・司法通訳の世界 ほか)
3 翻訳・通訳の「未来」(翻訳のいま―オンライン・プラットフォームを利用した国際同時翻訳の試み;会議通訳の未来―その課題とチャンス、解決策;機械翻訳と翻訳のメタ言語)
著者等紹介
泉水浩隆[センスイヒロタカ]
1966年生。1989年上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。1995年上智大学大学院外国語学研究科博士後期課程満期退学。博士(言語学・上智大学)。現在、南山大学外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科教授、南山大学ラテンアメリカ研究センター長。2021年度(4月~9月)NHKラジオ『まいにちスペイン語』入門編講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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