出版社内容情報
本書は、外国人の方が日本の介護施設で就労するにあたって、介助場面でよく使われる表現を学ぶ本です。単なる声かけにとどまらず、コミュニケーションを広げるフレーズも紹介しています。各章の学習のあと、目標に到達できたかどうか学習者が自ら確認できるように、到達度チェック欄は介護のCan-do statementで示してあります。Can-doなので学習の管理がしやすく、独学の場合でも「自分ができるようになったこと」がひと目でわかります。
本書には「衣類着脱の介助」「身体清潔の介助」「排せつの介助」の声かけ表現が掲載されています。「あいさつ」「移乗・移動の介助」「食事の介助」が掲載されているVol.1とあわせて学ぶことで、効果的に、介護現場での基本的な声かけを習得することができます。英語・ベトナム語の対訳つき。日本語能力試験N4レベル相当の方に。
内容説明
EPA介護福祉士候補者の日本語研修を長年担当してきたアークアカデミーのノウハウから生まれた1冊!声かけの意味や介助におけるポイントも丁寧に解説!無料でダウンロードできる音声で自学自習が可能!英語・ベトナム語の対訳つき!
目次
1章 衣類着脱の介助(前開きタイプの上着・ズボンの着脱(臥位)
プルオーバータイプの上着・ズボンの着脱(端座位))
2章 身体清潔の介助(入浴の介助1(髪と体を洗う)
入浴の介助2(浴そうに入る)
全身清拭)
3章 排せつの介助(ポータブルトイレでの排せつ;差し込み便器(尿器)での排せつ
おむつ交換)
巻末資料
著者等紹介
松下やえ子[マツシタヤエコ]
介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・介護支援専門員の資格を持つ。2007年より12年間、城西国際大学福祉総合学部福祉総合学科にて介護福祉士等の福祉専門職の養成に携わる。また、2013年よりEPAベトナム人介護福祉士候補者日本語研修事業に介護専門講師として携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。