内容説明
漢字はその形と意味だけでなくその音(おん)も朝鮮、日本、ヴェトナムに伝わり、中国の主要な言語(漢語)としての漢文がそれらの国で用いられただけでなく、漢字からなる多くの単語(漢字語)がそれらの国に流入し、さらには漢字を組み合わせて新しい単語が作られたりして、それらの国の言語に対する漢字の影響は計り知れないものがある。本書は朝鮮語における漢語の存在を日本語と比較しながら説明した中級レベルの学習者に最適な一冊。
著者等紹介
菅野裕臣[カンノヒロオミ]
1969年9月東京教育大学大学院博士課程退学(単位未修得)。1969年11月‐1972年3月韓国ソウル大学大学院韓国語学専攻研究生課程。1975年九州大学文学部助手。1978年‐1998年東京外国語大学朝鮮語学科講師、助教授、教授。1998年‐2006年神田外語大学韓国語学科特任教授。2006年‐2009年サマルカンド外国語大学朝鮮語講師。1995年‐1996年ロシア科学アカデミー東洋学研究所留学。1998年東京外国語大学名誉教授。1993年ハングル発展有功者大韓民国大統領表彰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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