出版社内容情報
全世界的ベストセラー小説『世界の測量』の著者ダニエル・ケールマン。ヨーロッパ文学界を背負って立つ若き天才の2009年刊行ベストセラー、待望の邦訳。
全世界的ベストセラー小説『世界の測量』の著者ダニエル・ケールマン。
クライスト賞、トーマス・マン賞など数々の賞に輝き、ヨーロッパ文学界を背負って立つ若き天才の2009年刊行ベストセラー、待望の邦訳。
ケータイをめぐる9つの物語。
【著者紹介】
ダニエル・ケールマン
1975年ミュンヒェン生まれ、81年からウィーン在住。父は演出家、母は女優、祖母はオペラ歌手という演劇一家に育つ。ウィーン大学で哲学と文芸学を学んだのち、カント哲学をテーマとする博士論文を準備するかたわら小説の執筆をおこなう『僕とカミンスキー』(2003)などに続いて発表した『世界の測量』(2005)は130週にわたってドイツのベストセラー・リストにその名を刻み、48か国で翻訳出版されるという国際的ヒット作品となった。同書は日本でも昨年発売され、新聞各紙などで絶賛され、現在ロングセラーとなっている。文芸学者・批評家としても活動し、マインツ大学、ゲッティンゲン大学などで講師をつとめているほか、有名新聞雑誌に批評やエッセイを寄せている。すでにカンディーデ賞、クライスト賞、フォン・ドーデラー賞、アーデナウアー財団文学賞、ヴェルト文学賞、トーマス・マン賞、エンクイスト賞など、多くの賞に輝き、全ヨーロッパを視野に入れても<次作がもっとも待たれる作家>のひとりと目されている。今後のドイツ文学界を背負って立つ人材のひとりである。
内容説明
コミュニケーションのテクノロジーによって生み出される。パラレルワールドを舞台に繰り広げられる。9つの物語が「ケータイ」を通してひとつの小説になる。
著者等紹介
ケールマン,ダニエル[ケールマン,ダニエル][Kehlmann,Daniel]
1975年ミュンヒェン生まれ。81年からウィーン在住。父は演出家、母は女優、祖母はオペラ歌手という演劇一家に育つ。ウィーン大学で哲学と文芸学を学んだのち、カント哲学をテーマとする博士論文を準備するかたわら小説の執筆をおこなう。文芸学者・批評家としても活動し、マインツ大学、ゲッティンゲン大学などで講師をつとめているほか、有名新聞雑誌に批評やエッセイを寄せている。すでにクライスト賞、アーデナウアー財団文学賞、トーマス・マン賞をはじめとする多くの賞に輝き、現在もっとも期待されているドイツ語圏の若手作家のひとりである
瀬川裕司[セガワユウジ]
東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。明治大学教授。専門はドイツ文学・文化史および映画学。著書に『美の魔力―レーニ・リーフェンシュタールの真実』(パンドラ、芸術選奨新人賞受賞)他がある。2003年ドイツ政府フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
藤月はな(灯れ松明の火)
KAZOO
ヴィオラ
長押新