目次
古代メソポタミアの鳥瞰図―シュメール前史に遡って
「楽園」の謎―神話・歴史・聖書の楽園のトライアングル
最古の陶磁器は語る―美術は抽象芸術から始まった
人類が書くことを覚えたとき―形象から符号へ・概念の世界の拡大
検証:「ノアの洪水」―神話・伝説と史実のクロス(1)
シュメールの聖塔―バベルの塔とその原型
メソポタミアの「死の舞踏」―ウル王墓の秘密
ギルガメシュとの遭遇―神話・伝説と史実のクロス(2)
最初の「世界」が誕生したとき―古代オリエントの時空間
シュメールの黄金時代―五千年前の世界貿易
砂に埋もれた宝―石が解く歴史の謎
法・宗教・国家と人間―無法国家から生まれた世界最古の法律書
シュメール帝国の夢と滅亡―辱めを受けた王に人々が見たもの
史上初の大帝国建設―神となった酌人、サルゴン大王の栄華
山岳民族の侵略―グティウム族によるアッカド制覇
石に刻まれた英雄―グデア王の彫像が伝えるもの
シュメールのルネッサンス―最後の華を咲かせたウル第三王朝
失われた帝国の永遠の遺産―五千年の時を超えて
著者等紹介
戸叶勝也[トカノカツヤ]
昭和13年東京に生まれる。昭和36年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局欧米部(この間「ドイツ海外放送」に出向)を経て、現在、日本大学経済学部教授
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