目次
オスマン帝国の版図
世界帝国の夢
いざ、ヨーロッパへ
モンゴル軍の来襲
最強の征服者―メフメット二世
世界帝国の新しい首都
国家
軍隊
奴隷
帝国の力と栄光
ハーレム―白人女奴隷とのセックス
一六八三年―トルコの年
帝国の地方と住民
すわ、帝国の崩壊か?
イスラム文化へのトルコの貢献
瀕死の病人
著者等紹介
戸叶勝也[トカノカツヤ]
昭和13年東京に生まれる。昭和36年東京大学文学部西洋史学科卒業。NHK教育局、国際局欧米部(この間「ドイツ海外放送」に出向)を経て、現在、日本大学経済学部教授
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感想・レビュー
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HAL
0
オスマントルコ誕生から滅亡までの歴史を描いた本。トルコというとアナトリア半島のトルコ人の国という印象があるが、オスマントルコはヨーロッパの東半分からアナトリア、北アフリカ、黒海まで領土を持ち首都はヨーロッパ側に置いた多民族国家だった。 「略奪じゃあ!」と言っていた建国の頃の歴史からずっと読んでいくと最後には株式会社やら第一次世界大戦やらごく最近のことまで出てくる。前に読んだベネツィアよりも短いとはいえ、600年以上続いた歴史の長さを感じる。 訳本のためかたまに何言ってるのかわからないところがあったのが残念2015/01/03
ての字
0
原文がそうなのか訳のせいなのか、挑発的というかセンセーショナルなあおり文句が多い感じで、あまり落ち着いて読める本ではありません。キャッチーなので興味をもつきっかけには向いていると思います。2010/08/14