目次
テウトニー族の怒り
神の審判
はるか原故郷の謎
戦斧と「巨人塚」
シーザーとアリオヴィスト―悲劇の歴史
沼沢地の怪物
ゲルマン人の実際の姿
ゲルマン人の日常生活
ゲルマンの女性
ローマのゲルマン人
大会戦
復習
帝位に上ったゲルマン人
著者等紹介
片岡哲史[カタオカテツシ]
昭和9年東京に生まれる。昭和35年東京大学教養学部教養学科卒業。NHK勤務(記者・プロデューサー)を経て、現在駿河台大学現代文化学部教授
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感想・レビュー
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Narr
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ゲルマニアの神秘というかなんというか。2011/09/01
正坊
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図書館の本。昔1年ほどラジオのドイツ語講座など聴いていたこともあり、カエサルの「ガリア戦記」や塩野七生さんの著作などでゲルマン民族には興味があった。ローマ帝国との闘争のような歴史面だけでなく、当時のゲルマン人の生活にも触れている。以前、ドイツあたりの泥炭層から遺体が見つかったというニュースも聞いたことがあったが、それらの遺体が生贄だったり処刑だったということにも触れており、なかなか興味深く読めた。著者がドイツ人なのでアルミニウスの記述も含めローマとの争いに関してはゲルマン寄りになるのは当然か。2024/06/10