内容説明
本書は史実に忠実に立脚しつつも、史実と史実の間に血を通わす術を知っているファンデンベルクが著したツタンカーメンの墓の発見者でイギリス人考古学者、ハワード・カーターの伝記である。
目次
忘れられたファラオ―ハワード・カータの修業時代
ゴールドラッシュ―過去を巡る戦い
ツタンカーメン最初の消息―出世の終わり
カーナヴォン伯爵―若き貴族の情熱
王の使者―第一次世界大戦
発見―ファラオの秘密
追跡―地中の神秘的な生活
ファラオの呪い―カーナヴォン卿の死
玄室―永遠のための宝
カーターの勝利―ツタンカーメンとの対面
ミイラ作り―ある変身の復元
義務―カルナック一族とアカタトンの異端者
著者等紹介
坂本明美[サカモトアケミ]
昭和16年北九州市に生まれる。昭和41年九州大学文学部大学院卒業。昭和41年~44年ドイツ、フライブルク大学に留学。昭和44年~46年ケルン、ドイチェ・ヴェレに勤務。昭和46年~52年ドイツテレビ東京支局に勤務。昭和52年~55年ケルン、ドイチェ・ヴェレに勤務。昭和55年~平成8年東京でフリーの通訳、翻訳家、PRコンサルタントなどの活動の後、平成8年11月から職業人の国際交流と職業留学を推進する社団法人日本カール・デュイスベルク協会専務理事に就任、現在に至る
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