内容説明
本書では現代の戦車の機能と、それを支える多岐にわたる技術について解説するものである。現在各国で進められている各種の研究も網羅的に紹介している。
目次
第１章 総論：戦車とはどのような兵器か？
第２章 装甲防御
第３章 武装と弾薬
第４章 動力
第５章 戦車の運用と戦術
第６章 対戦車兵器略史
第７章 戦車のメーカーと市場
第８章 戦車の近代化と未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
富士さん
6
再読。とてもバランスの良い戦車入門。新版が出てるけど、これでも満足感は高いです。装甲や砲、エンジンなどのハードから、歴史や用法などのソフトまで、押さえるべきところは網羅されています。広すぎて理念しか伝わらないものと細かすぎて眠くなるものの間の、絶妙なところを押さえており、軍事ライターの分かってる感じがよく出ていました。特に、戦車産業について1章を割いているのは目の付けどころがよく、全軍需品の中で、全経済の中でどのように戦車の調達と業界を考えるかは戦備が兵器コレクションに堕さないためにも不可欠だと思います。2023/06/24
マサトク
0
自炊データの読み直し。やや古びてしまったけど、基本は変わらぬなぁ。2016/07/26
