内容説明
古代ヨーロッパ全土を恐怖に陥れた「蜜族とその暴君」はしかし、ゲルマンの一種族―ブルグント―を抑え、古代~中世の扉を開いた英雄でもあった。匈奴を祖とするともいわれる、歴史の闇に埋もれた彼らの謎と秘密を暴く。
目次
プロローグ
第1部 大いなる恐怖(奔放で粗暴な放浪集団;神に身を捧げた乙女たち ほか)
第2部 アッチラ―愛し、闘い、支配に生きた大王(アッチラは“お父ちゃん”;好敵手アエティウス ほか)
第3部 アッチラ―死と浄化(アッチラ王の円卓;「シャンパーニュがフン族を呑みこんだ」 ほか)