第二次世界大戦文庫<br> ヨーロッパで最も危険な男

第二次世界大戦文庫
ヨーロッパで最も危険な男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784383023931
  • NDC分類 289

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

植田 和昭

17
スコルツエーニの特殊作戦。ベニトムッソリーニ―の救出からハンガリイのホルティ摂政誘拐、バルジ戦での後方攪乱作戦までを扱っています。チャーチルの誘拐計画「鷲は舞い降りた」地で行くような作品です。戦後は、スペインに逃れて一企業家として成功したことにも述べられています。アイゼンハワーが誘拐されるとの誤解から彼が軟禁状態にされたのも興味深いところです。2021/06/11

植田 和昭

8
何回読んでもおもしろいです。特殊作戦というとスコルツエーニが思い浮かびます。中でもムッソリーニ救出作戦は凄いです。アイゼンハワー暗殺計画も本当にあったのではないかと思わせます。この男ならチャーチル誘拐計画もあり得たのかも。2024/01/13

シャル

7
第二次世界大戦のドイツにおいて、様々な特殊工作を行い、連合国側を恐れさせた男、オットー・スコルツェニーの活躍ぶりを描いた一冊。その大胆不敵な手際が語られるムッソリーニ救出であるが、どこにムッソリーニがいるのか情報が交錯し、ようやく突き止めた側から移動してしまうなど、苦難の連続であったというのも興味深い。また、バジルの戦いでの攪乱作戦であるグライフ作戦も情報の統制が取りきれず膨らみ、本人の外でアイゼンハワーの暗殺にまで話が膨らんでしまったのはこの手の活動につきものの尾ひれの具現化か。特殊部隊活動の表と裏。2016/10/19

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