感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
植田 和昭
9
表題のV1号・V2号はもちろん、ドイツの秘密兵器に関して詳細に解説されている。神経ガスは、類似の兵器が連合軍にはなかったので使用されていたら悲惨な結果を招いただろう。東部戦線では使用が真剣に検討されたが、ヒトラーが使用をゆるさなかったという。ヒトラー自信が毒ガス攻撃を体験していたからかな。ドイツの原爆開発に触れられていなかったのが残念。原子炉も臨界寸前だったし、ベルギーで押さえたウランもあったので開発はかなりのとこまで、いや開発が完了していて北フランスにあってロンドンとリバプールに落とす予定だったとか。2025/09/07