出版社内容情報
MITスローン経営学大学院の名誉教授エドガー H.シャイン博士は、組織心理学分野を構築し、世界的に貢献してきた第一線の研究者であり、コンサルタントです。「プロセス・コンサルテーション」「企業文化」「キャリア・アンカー」など、組織活動において重要な諸概念を発表し、多大な影響を及ぼしてきました。
本書は、この偉大な学者・研究者の生い立ちから、学者・研究者としてどのように成長してきたのかを「学び」の観点からひも解く自伝です。研究の道に進んだきっかけ、理論構築に至った経緯など、シャイン博士自身が自らの学びの旅を振り返り、一つの物語として語ります。人事やキャリア教育に携わる方、心理学を学ぶ方などに、勇気と知恵を与える一冊。
内容説明
MITスローン経営大学院名誉教授シャイン博士が自らの学びの旅を振り返る。
目次
第1部 アメリカ人になる(ヨーロッパを出る(1928‐1938)
シカゴで育つ(1938‐1945)
シカゴ大学(1945‐1947) ほか)
第2部 教えることと学ぶこと(組織研究に携わる教授になる;最初の教える仕事;ベセルと体験学習の発見 ほか)
第3部 研究することを学ぶ(初期の研究活動―スタンフォード、ハーバード、そしてウォルター・リード陸軍研究所;縦断的パネル研究を開始する ほか)
著者等紹介
シャイン,エドガー・H.[シャイン,エドガーH.] [Schein,Edgar H.]
MITスローン経営大学院名誉教授。シカゴ大学を経て、スタンフォード大学で心理学の修士号、ハーバード大学で社会心理学の博士号を取得。ウォルター・リード陸軍研究所に勤務したのち、MITで2005年まで教鞭を執った。組織文化、組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミクスに関するコンサルティングを行い、アップル、P&G、ヒューレット・パッカード、シンガポール経済開発庁などの企業・公的機関をクライアントとしてきた
中村浩史[ナカムラヒロシ]
学校法人産業能率大学経営管理研究所主幹研究員、総合研究所准教授。1975年兵庫県明石市生まれ。大阪府で育つ。大阪府立北野高等学校卒業。1999年九州大学教育学部教育心理学科卒。現在、産業能率大学経営管理研究所所属。2022年にはストックホルム商科大学欧州日本研究所客員教授としても活動。これまで20年にわたり、業種問わず企業や自治体における人材育成に携わる。毎年、約20~30社に対して人材育成の支援を継続。産業能率大学大学院でも教鞭を執る。職場マネジメント、リーダーシップをはじめ職場活動工場をテーマとした各種支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kooichi1971
呑司 ゛クリケット“苅岡