職場いじめから抜け出す３つの視点―心理学が教える賢い大人の対処術

高品 孝之【著】

産業能率大学出版部（2022/02発売）

• サイズ 46判／ページ数 236p／高さ 19cm
• 商品コード 9784382158139
• NDC分類 366.3
• Cコード C0095

出版社内容情報

つらい職場のいじめ・ハラスメントから抜け出すための方法やテクニックを、心理学的視点から伝授します。職場のいじめに効果的なのは、①いじめを予防する、②攻撃をかわす、③相手と対決する　の３つの視点です。
まずは性格分類に基づき、自分と相手の「心の番犬」タイプを知ることからスタート。どのようないじめをしやすいか、受けやすいかを理解することで、無意識のうちに相手を刺激してしまうリスクを回避します。続いて、交流分析の「会話分析」を利用して、相手からいじめを仕掛けられたときにスルーする術、攻撃のかわし方を身につけます。どうしても相手と対決しなければならなくなったときには、相手に勝つための対処術を伝授。この３つの視点を手に入れることで、いじめの悩みから解放されることをお約束します。

内容説明

あなたの「心の番犬」はどのタイプ？自分と相手のタイプを知り、予防する、攻撃をかわす、対決する、３つの視点を手に入れる！

目次

序章　「職場のいじめ」に悩んでいる方へ
第１章　なぜ「職場のいじめ」が起こるのか
第２章　いじめを予防する―「心の番犬」タイプ別の対処術
第３章　攻撃をかわす―会話術で心を守る
第４章　対決する―相手に勝つ！
最終章　抑止力こそが最大の防衛―いじめ・ハラスメント撲滅のために

著者等紹介

高品孝之［タカシナタカユキ］
博士（教育学：心理学分野）、公認心理師、臨床心理士、一級交流分析士。３０年間、生徒、親、地域の人をはじめ、さまざまな人々から相談を受け、学校、会社などでの人間関係を解決してきた。理論だけでなく、現場に基づいた実践的な方法を常に心がけ、アドバイスを与えている。得度を受けた禅僧でもあり、最近は四苦八苦の四苦である生・病・老・死に沿った人の苦悩を解決しようと奮闘している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひだり]

ストレスから自分を守るための〈心の番犬〉が、防波堤にもなれば逆に他人を責めるものにもなるという。急ぐ、努力する、完璧にやる、強い態度にでる、他者を喜ばせる、の5つ。事例も多数あり、いじめの生まれるメカニズムがよくわかります。抵抗せず平行交流で受け流す方法や、後半の「反撃する」の方法も納得。すぐ実践は難しそうですが、アドバイスする立場として使えそうな考え方がたくさんありました。

2025/05/03

[Go Extreme]

職場のいじめに悩んでいる方へ： 我慢しない どう対処するか なぜ起こるのか： 心を守る→いじめ 自滅の種→自暴自棄 心の番犬 行動パターン←親から いじめを予防する―心の番犬タイプ： 相手と自分の心の番犬を知る 急げ・努力せよ・完全であれ・強く荒れ・他者を喜ばせよ 攻撃をかわす―会話術で心を守る： 並行・交差・仮面交流 葛藤しない 対決する―相手に勝つ； カーブマンのドラマ・三角形 効果的なポジション転換 犠牲者⇔救済者 抑止力こそが最大の防衛ーいじめ・ハラスメント撲滅： 逃げる勇気を忘れずに

2024/09/13

[しじま]

それが出来たら苦労しねえよ(笑)の一言に尽きる。

2024/02/10