目次
序 休場危機から一転、感動の逆転優勝(平成29年3月場所13日目;14日目)
1 稀勢の里に至るまで(よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ子;父親譲りの恵まれた身体 ほか)
2 土俵の鬼、初代若乃花から伝わる鳴戸親方の教え(勝負師 初代若乃花;「俵の外は断崖絶壁だと思え!」 ほか)
3 師匠亡きあと、孤独との戦いで横綱へ(勝って騒がれる力士より、負けて騒がれる力士になれ;見えない壁との戦いの始まり ほか)
4 感動優勝から一転、相撲人生最大の危機に(感動優勝の代償;必死にやるしかないですよ ほか)
終 涙の引退
巻末資料 稀勢の里全取組記録(二〇〇二年夏場所~二〇一九年初場所)
著者等紹介
荒井太郎[アライタロウ]
1967年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、百貨店勤務を経てフリーライターに転身。相撲ジャーナリストとして専門誌に寄稿、連載。講演、およびテレビ出演、コメント提供多数。“スージョ(相撲女子)”向け雑誌『相撲ファン』では監修を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はる
8
筆者さんの熱い思いを感じました。ただそれを客観的に説明するのは難しい・・というか、『主観』でいいのでは?と思ったりも。2019/06/09
ピオリーヌ
5
稀勢の里の相撲人生についてまとめて書かれた本。私は稀勢の里に気が狂わんばかりの思い入れを持って応援し続けてきただけに、読んでいると涙が出てきくる。返す返すも、平成29春13日目の日馬富士戦の怪我が悔しくてならない。あまりにも無情すぎる。新横綱で12連勝中の相撲で再起不能の怪我を負う。こんなことが起きていいのか。これから私が死ぬまでの間、稀勢の里に匹敵するほど肩入れする力士が現れるのかどうか気にしながら相撲を見続けていこうと思う。2019/04/20
史
0
稀勢の里(現荒磯親方)に寄りすぎていて、あまり良い本ではないかな…… ある意味、そういう支持者の寄り添い方やら親方やらに呪われた結果の最後であったのだろうか。もし今の解説や親方をやっている時のように饒舌で表情豊かであったならば、もう少し違う運命にになったのかなあと思う。2019/10/07
カリメロ
0
「天才は生まれつきです。もうなれません。努力です。努力で天才に勝ちます。」2019/08/18
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