出版社内容情報
本書は、会計についての基礎知識をすべて丁寧に解説し、そこから管理会計を全体イメージで捉えられるように学習していきます。「管理会計を経営情報として使う」ことをメインに管理会計と経営についてわかりやすく解説していきます。
目次
第1部 会計のしくみ(制度会計と管理会計のしくみ;利益の概念;原価計算とコスト削減;キャッシュ・フローと利益)
第2部 経営の意思決定と管理会計(経営ビジョンと管理会計;経営戦略策定と管理会計;予算の編成と原価管理;予算の編成・執行と会計責任)
第3部 企業価値と管理会計(損益分岐点;事業部制会計と貢献利益;投資の意思決定と現在価値;サンクコスト)
著者等紹介
高橋香[タカハシカオル]
有限会社L&M研究所代表取締役。中小企業診断士。産業能率大学兼任講師。横浜国立大学卒業後、高等学校教諭を経て、現職。経営コンサルタントとして、経営戦略策定や人材開発活動、財務・資金調達活動を支援している。また、セミナー講師や研修インストラクターとして大手企業などの従業員教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱ く
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【2013-B-4】読了。今、習っている財務会計の先生にプレゼントされた本シリーズ第一弾(かつ最終回(汗))。丁度、財務会計の講義を終えたところだったので、総復習にちょうどいい難易度の本だった。知識零の人が呼んでも、会計の意義や全体像がイメージできる良書だと思う。2013/01/05
みっちー
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☆1 会計と原価計算に関して目新しいことはない。 理念から予算編成までのつながりは初めて見たが、たぶん一般的。2011/05/11
ふみ
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管理会計の基本と、管理会計がどう経営とつながるかが書かれている。簡潔な解説で読みやすかった。2024/11/18
となりびと
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オフィスの貸本。 仕事上、貸借対照表やキャッシュフローと言った言葉に触れることがあるために読んでみる。前半はその期待通りな内容が会計のしくみとして紹介されていたけれど、後半になるにつれて経営戦略的な内容であったり、利益の捉え方といった内容に移っていっていた。 それはそれで興味深くはあったけれど。タイトルの通り、会計や経営のうえで理解しておくことを薄く広く知ることはできる。2018/05/10