目次
1章 「もの」が壊れる
2章 「もの」を壊す力のいろいろ
3章 「もの」の素材の基本的な性質
4章 「もの」をかたちづくる要素
5章 土木構造物が壊れる
6章 建物が壊れる
7章 ライフラインが壊れる
8章 都市が壊れる
著者等紹介
小川雄二郎[オガワユウジロウ]
富士常葉大学環境防災学部教授。博士(工学)
大野晴雄[オオノハルオ]
特定非営利活動法人(内閣府)建設教育研究推進機構理事長。攻玉社工科短期大学名誉教授。芝浦工業大学非常勤講師。工学博士
菊地敏男[キクチトシオ]
株式会社大林組技術研究所プロジェクト部専任役、防災情報センター所長兼務。博士(工学)
荏本孝久[エノモトタカヒサ]
神奈川大学工学部建築学科教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
38
八潮の下水道配管破裂や、タイの高層ビルの木っ端微塵から原理を知りたく。我々の住居や建物、インフラやライフラインがどう破壊されたかを、世界で起きた災害をケーススタディとして、物理的、構造的に解説・紹介する。本書は2007年刊行なのでそれ以降の災害の記載はない。当然、東日本大震災も。役所の担当が読むような内容だが、色々と勉強になった。復興も予防も、どんな高度、堅牢な技術でも自然と時間には太刀打ちできない。やはり大切なのは「人」その人を蔑ろにしているものに危機感を持っていなければ、未来を担うものは簡単に壊れる。2025/04/05
Quijimna
0
★★★☆☆2011/04/17