内容説明
本書は、区分的に直線近似できるならば、どのような荷重布分でも扱うことができる荷重関数法を導入した。これは、部分等変分布荷重(部分台形荷重)とその極限状態の集中荷重および集中モーメントの3種類の荷重関数を与えるだけで、複雑な載荷条件を処理するものである。これと初期条件法の組合せによって、パーソナル・コンピューター向きのプログラムが容易に作れるようになる。また、単径間の梁ならば、静定、不静定に関係なく、筆算でも簡単に処理できるところが特徴である。
目次
1. 梁の力学の基礎的な事項
2.荷重関数
3. 単径間梁
4. 連続梁
5. 弾性基礎上の梁
6. 矢板・杭への応用