環境社会学の視点と論点

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784381016898
  • NDC分類 519
  • Cコード C3050

内容説明

資源枯渇、地球温暖化、エネルギー源選択など現代社会にはローカルとグローバルの双方の視点から考えなければならない多くの問題が存在する。本書は住民投票、原子力発電、高レベル放射能廃棄物、地球温暖化など個人と社会全体の在り方を問う様々な環境・エネルギー問題、いわゆる「社会的ジレンマ」を「結果」と「機会」の二つの平等のバランス問題として捉え、社会契約論の思想から解説を試みたユニークな啓蒙書である。

目次

第1章 環境とエネルギーの社会的背景(地球温暖化とエネルギーの関係;身近なグローバリゼーション ほか)
第2章 環境と正義に関わる社会理論(社会理論と環境問題;環境倫理 ほか)
第3章 社会事象考察(社会理論;天然資源の保全は誰が責任を持つのか? ほか)
第4章 社会理論の現実と課題

著者等紹介

久郷明秀[クゴウアキヒデ]
環境・エネルギーアナリスト。シンビオ社会研究会。1954年生まれ。東京大学工学部機械工学科卒業。英国リーズ大学大学院国際研究科修士課程修了(MA)。1978年に関西電力(株)に入社し、現在は原子力事業本部所属。その間、大飯原子力発電所で原子炉主任技術者を務めるなど一貫して原子力事業分野の安全と品質の向上に取り組んでいる。また技術と人間社会の調和と相互作用に興味を持ち、シンビオ社会研究会でリスクコミュニケーションについて研究活動を行っている
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