内容説明
川の基礎的な知識を整理したうえで、先ず水害の発生と対策について概観し、グローバルに見た河川を踏まえて、河道計画・減災対策・氾濫について知識を深めながら、洪水に強い河川管理施設、減災のためのソフト対策、危機回避方策、河道管理について理解する。また、地下水害、ライフライン機能、防災ボランティア、治水経済などについても記載。
目次
１ 川にまつわる現象を多角的に見る
２ 水害の発生と政策的対応
３ グローバルな視点で
４ 河道計画および構造物による減災対策
５ 氾濫特性とその解析
６ 減災のためのソフト対策
７ 危機回避方策
８ 河道管理・その他
著者等紹介
末次忠司［スエツギタダシ］
１９８２年九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻修了。１９８２年建設省土木研究所河川部総合治水研究室研究員。１９８８年建設省土木研究所企画部企画課課長補佐。１９９０年建設省土木研究所企画部企画課課長。１９９２年建設省土木研究所河川部総合治水研究室主任研究員。１９９３年建設省土木研究所河川部都市河川研究室主任研究員。１９９６年建設省土木研究所河川部都市河川研究室室長。２０００年建設省土木研究所河川部河川研究室室長。２００１年国土交通省土木研究所河川部河川研究室室長。現在、国土交通省国土技術政策総合研究所河川研究部河川研究室室長。博士（工学）、技術士（建設部門）。１９９３．１～１９９４．１米国内務省地質調査所水資源部表面水研究室
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
