内容説明
護岸の設計は、これまでもっぱら経験の積み重ねによって行われてきた。本書は現時点で可能な限りの水理学的な知見を加え設計法をまとめたものであり、“護岸”の設計の基準を確立しようとする性格のものではない。設計者自らが各構造モデルの特徴と河道特性を十分に理解したうえで判断することを期待するなど、創意・工夫が発揮されるように記述したものである。
目次
第1章 目的と性格
第2章 護岸設計に必要な知識
第3章 護岸の力学的安定性の照査の手順
第4章 護岸の力学的安定性の照査に用いる設計条件
第5章 設計外力の算定と護岸諸元の安定性の照査