内容説明
本書は、平成2年2月の道路橋示方書V耐震設計編に基づいて道路橋の耐震設計の進め方を設計計算例をもとにわかりやすく示したものである。設計計算例としては、単純橋、連続橋、多点、固定の連続橋、弾性固定の連続橋等、各種の条件を有する道路橋を含めるとともに、液状化の判定例および鉄筋コンクリート橋脚の地震時保有水平耐力の照査例についても詳述した。さらに、耐震設計を進める際に参考となる事項については囲み記事として記述した。
目次
1章 道路橋の耐震設計法
2 単純橋の耐震計算例
3章 斜角のある単純橋の耐震計算例
4章 1点固定で橋脚間の固有周期が大きく異ならない連続橋の耐震計算例
5章 1点固定で橋軸直角方向の固有周期が橋脚間で大きく異なる連続橋の耐震計算例
6章 斜角のある連続橋の耐震計算例
7章 多点固定の連続橋の耐震計算例
8章 弾性固定方式を用いた連続橋の耐震計算例
9章 耐震設計上土質定数を低減させる土層がある場合の耐震設計計算例
10章 鉄筋コンクリート橋脚の地震時保有水平耐力の照査
11章 動的解析による照査