内容説明
「女は業が深い」のか?近代日本はいかに女のからだを管理してきたか?「慰安婦」問題に対する男と女のギャップとは?なぜ女はポルノに反対するのか?セクシュアリティを問いなおす。
目次
1 近代日本のセクシュアリティ(近代に向かう日本近世のセクシュアリティ;女のからだへの国家管理と優生思想―堕胎罪・優生保護法への対抗論理を求めて;近代日本の「レズビアニズム」―1910年代の小説に描かれたレズビアンたち ほか)
2 現代における性と暴力の問題(新左翼組織と女性差別;性の商品化;ポルノグラフィー―広告の中の女性 ほか)