目次
第１部 資本主義の終わり（資本主義の本質と現在；地球の限界が問うもの；社会の総管理化と自壊の進行；曖昧な代案、エコロジーと参加民主主義）
第２部 社会主義の初心と遺産（社会主義の初心；パリ・コミューンとソビエト；初心を歪曲させたもの；ソ連とは何だったのか；初心の継承者たち）
第３部 自己決定社会へ、歴史の始まり（自己決定権を保証する社会；語らいの輪と行動の波よ、起これ！）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uehara
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「社会主義か野蛮か」のカストリアディスの紹介者・友人たる江口乾の新書。階級支配＋大量生産大量消費社会を批判し、初期労働運動や自主管理社会主義の蓄積をふまえて、労働者自主管理に基礎をおいた直接民主主義と開かれた理論を指針とした自己決定社会の展望を示す、オランダの評議会社会主義のアントン・パネクークとかに関心はでた。流し読みならパッと読める。2025/03/31
