内容説明
歴史に残る暗殺事件。犯人は、凶悪犯かそれとも英雄なのか。戦後５０年の今、改めて問いかける。
目次
１ ちがいは鎖国事情「日本と朝鮮」
２ ツッパリからキリスト者へ
３ 助言者と反面教師
４ 発端はウラジオストク
５ ハルピン１９０９年１０月２６日午前９時３０分
６ 伊藤博文の才覚と罪
７ 法と弁明
８ 発想の探索
おわりに 日本の国際化は隣邦から始まる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごりぞう
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はっきり言って残念な本。小説として読む分には良いのだろうけど。新書って事実を述べつつ、自分の意見も事実に基づいて反映させていくもんだと思っていたから、違和感を感じた。 書物の中に伊藤博文や当時の日本に対して明らかに悪意で書かれているところがあるから、そのほかのことにも信憑性が薄い。そこが残念。ただこれをきっかけに同じ題材の他の書物を手に取るという意味では、存在価値があると思う。 残念な本ではあるけど。2012/08/18
