目次
第1章 マネーゲームの終焉(金融システム崩壊の危機;借金漬けの国家財政;含み益経済の虚構;土地はまだ下がる;公的資金不正運用のツケ;海外不良資産の重荷;巨大地震とウォーターフロント崩壊の恐怖;株式回転売買の終焉)
第2章 社会構造の大変動(女性の進出が社会を変える;男性中心社会の終焉;未婚、少産社会に明日はあるか;終身雇用制の崩壊と会社主義の終焉;破綻する老後の生活;リサイクルなき社会に明日はない;エネルギーの大転換;米自由化はニッポン消滅の一里塚)
第3章 世界不況が日本を直撃する(ニューヨーク市場大暴落―アメリカ;生活危機から内乱へ―ロシア;深刻化するヨーロッパの不況;発展に歯止めかかるアジア諸国;日本株式会社の破綻)
第4章 大不況克服の条件(企業優先から消費者優先の社会へ;リストラなき企業に明日はない;含み益を捨て裸の価値を競う;大不況が日本社会を救済する;技術革新と土地価格引き下げが日本再生の決め手;地方自治の活性化と規制緩和の推進;新時代へ生き残る知恵)
エピローグ 円高が決める日本経済の行方