目次
プロローグ 社会が変る、人が変る
第1章 糖尿病経済ニッポンの終焉(経済の検証;基幹産業―自動車業界の深層;証券―バブル商法の破綻;クレジット―カード社会が地獄をつくる;銀行―不良債権のツケが回ってくる;家電と百貨店に明日はあるか)
第2章 55年体制の崩壊(ゼネコン汚職がすべてを語る;中曽根民活の破綻―第3セクター方式の崩壊;JRの危険な体質―政府保有株上場の功罪;死を誘う医療の恐怖―1点10円が招いた落とし穴;白い巨塔の崩壊―教育の荒廃)
第3章 株価崩壊の哲学(JR株が引き金を引いた市場の混乱;バブルの研究―オランダのチューリップから現在まで;1929年大恐慌の復習;PKO〈プライス・キーピング・オペレーション〉の罪と罰;大不況が株式持合いを解消し暴落の引き金になる;証券会社の生きる道はあるか;やがて株価はダウ1万円に向かうか?)