内容説明
憧れと・悩みと・哀愁と…。思い出の昭和少女の世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
来古
1
「絹糸の草履(抄)」(北川千代)「街の子だち」(吉屋信子)「続チビ君物語」「少女三銃士(あまのじゃく合戦)」(由利聖子)「心の王冠」(菊池寛)「小さき碧」(松田瓊子)2020/08/01
Akiki
1
他の少女小説の文章は口語と文語がめちゃくちゃに入り混じっているのに比べ「心の王冠」は、さすが菊池寛とでも言うべきか読みやすい。その辺りは「小さき碧」もまともで、とても23歳で夭折した女性作家の遺稿とは思えなかったけれど、作者は野村胡堂の娘とのことで、父親の手が入っているのかもしれないなどと邪推。もちろん、そんなことはないとも考えられるが、物語自体は「ハイジ」をベースに「少女パレアナ」を彩りにしたようなお話。渚はどうみてもクララで、碧はハイジでありパレアナである。今なら「パクリ?」とか言われそう・・・続く2015/11/10
Cresson
0
由利聖子のみ読了2015/06/29