目次
1 鮮高秘収第22号(大12・11・21)―震災に伴う朝鮮人並に支那人に関する犯罪及び保護状況其他調査の件(“解説”;朝鮮人の犯罪事件調(神奈川県)
内地人の朝鮮人に対して行いたる殺傷事件調べ 神奈川県
内地人の朝鮮人と誤認して行いたる殺傷事件調べ 神奈川県)
2 神奈川県知事から内務大臣、その他宛の報告(大12・9・3~9・7)(“解説”;震災に関する報告(第1報)(大12・9・3) ほか)
3 神奈川方面警備部隊法務部日誌(大12・9・3~10・30)(“解説”;神奈川方面警備部隊法務部日誌)
4 神高秘発第55号(大12・11・7)―震災後の状況報告(続報)(“解説”;人心の安定及び推移の状況;自警団に関する件)
5 関東大震災時朝鮮人虐殺 横浜証言集(“解説”;横浜市南部地域;横浜市中部地域;横浜市北部地域)
著者等紹介
姜徳相[カンドクサン]
1932~2021、韓国慶尚南道生まれ。早稲田大学文学部史学科卒業、明治大学大学院東洋史専修博士課程修了。一橋大学教授を経て、滋賀県立大学名誉教授。主な著作に『呂運亨評伝(全4巻)』(新幹社)、など多数。同評伝3、4巻は韓国独立紀念館第16回学術賞(2020年)受賞
山本すみ子[ヤマモトスミコ]
1939年、横浜生まれ。小学校教員を務め、その間、横浜市教育委員会の「在日朝鮮人教育の方針」に関わる。退職後は、隠蔽された横浜の関東大震災における朝鮮人虐殺を明らかにする「関東大震災時の朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会」の代表を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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