出版社内容情報
作家を目指した文学青年の波乱の人生。学生結婚、出版社勤務、自らの出版社創業、破綻、死の彷徨、再起へ……作家憧憬六〇年、人生は所詮浪漫彷徨。
「八〇歳の文学青年」の著者波乱の青春譚。
彷徨三部作、完結編。
第1章 生き抜く絆/孤独不安の日々/予測できない人生ドラマ/ついに五味康祐と会う/奇跡の回路・混迷の再々出発への道/丹羽文雄への手紙/小説を書くということ
第2章 新しいドラマの始まり/親友の再起・充実した日々/続奇跡の回路/恵子の生い立ち/同棲生活/秋の早慶戦/卒業か留年か/至福の微笑
第3章 浪漫彷徨の闇・断末魔の情景/静かなる終焉・死の浪漫彷徨/浪漫の象徴天城/死の扉/ゴスペルの光
山川 修平[ヤマカワ シュウヘイ]
著・文・その他
著者等紹介
山川修平[ヤマカワシュウヘイ]
1936年岩手県一関市生まれ。十代後半、肺結核で長期療養生活。二一歳で高校進学、一関一高、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て独立、無頼派文学関係書の発刊に奔走。専門誌『著者と編集者』発刊。出版社経営挫折後ハウスメーカーに勤務の傍ら創作活動、『早稲田文学』『北の文学』等に小説を発表。1985年『死の弦』で岩手芸術祭優秀賞。ハウスメーカー停年退職後、住宅産業ジャーナリストとして執筆活動。現在は創作活動に没頭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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