出版社内容情報
福田善之の戯曲は、何につけても即断即決で意見が求められる現代社会で、とても貴重な体験を与えてくれる存在だ。
迷い尽くし、疑いつくし、それじゃ何もできないよ、と言われようとも、そういう迷いの瞬間があるということを体験させてくれるものだからだ。
<解説:佐々木治己>より
◆ 収録
◎ 私の下町③――ぼくの失敗
◎ 新・ワーグナー家の女
◎ 新・妖精たちの砦――焼跡のピーター・パン
◎ 颶風のあと
◎ 虎よ、虎よ
◆著者あとがき
◆ 解説:佐々木治己(劇作家)
◆福田善之略年譜
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