小説 北上川

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 165p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784380150081
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

戦後の貧しい時代を生き抜く家族。戦後の貧しい時代を生き抜く家族。
太平洋戦争のただ中に生きた少年にとって「戦争」とはなんであったのか。
奥羽山脈と北上山脈から数多くの支流を抱えて大河となる北上川流域で少年時代を生きた主人公の少年、信一。主人公の少年の成長を通じて描く東北の家族史。

第一章 家族の肖像
第二章  戦後の光と影
第三章 家族の絆

山川 修平[ヤマカワ シュウヘイ]
著・文・その他

内容説明

戦後の貧しい時代を生き抜く家族。戦争のただ中に生きた少年にとって「戦争」とは何であったのか。奥羽山脈と北上山脈から数多くの支流を抱えて大河となる北上川流域で少年時代を生きた主人公、信一の成長を通じて描く東北の家族史。

著者等紹介

山川修平[ヤマカワシュウヘイ]
1936年岩手県一関市川崎町生まれ。十代後半、肺結核のため長期療養生活を送る。21歳で高校入学。高校時代より同人誌発刊。一関一高、早稲田大学(心理学科)卒。出版社勤務を経て独立、専門誌『著者と編集者』を発刊。出版業挫折後、住宅産業界に転身。ハウスメーカーに勤めるかたわら、創作活動。『早稲田文学』『北の文学』等、同人誌に小説を発表。停年退職後、住宅産業ジャーナリストとして執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんつきくん

2
興味深く読めた。この作品は作者の私小説だろう。戦中、戦後の岩手県一関市薄衣が舞台。主人公は戦時中、小学生時代を貧しい東北の田舎町で過ごした様子が描かれていて、一番印象に残った。父が兵隊でとられて、万歳をしながら、最寄りの駅まで見送ったり。松根油を採ったり、東京からの疎開児を迎えたり。そして、戦争が終わり中学へ進学。プロ野球に興味を持ち、勉学に励む。高校に進学すると、貧しい中、高校へ送り出してくれた親への期待に応えたいと勉強に励むのだか、やがて肺の病気で寝たきりになる。物語を通して描かれるのは東北に薄衣村に2020/01/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9945524
  • ご注意事項

最近チェックした商品