いのちを見つめる
逝く人・送る人 葬送を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784380085048
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C0036

内容説明

人は、なぜ葬儀を行うのか。家族葬、直葬、手許供養、ペット葬…そして、「千の風になって」の流行が意味するものは?葬送の現場から“死と生”を考える迫真のドキュメント。

目次

第1章 葬儀のちから―弔いと癒しの時空間(コンサートに向かう人々?;坂井泉水さんを偲ぶ会 ほか)
第2章 家族の死と看取り―ちゃんと死ぬために(自宅で看取りたかった―手探りで始めた在宅ケア;医療のなかのスピリチュアリティ―医療スタッフも癒しを求めている ほか)
第3章 お葬式を求める人々―追悼と安心(ボウサンに会いに行く―人命と引き換えに発展した移住地;日本式のお葬式が熱望された―経本は古風な和綴じ本だった ほか)
第4章 ペット葬とペットロス―社会に対して閉じられた死(ペットの「友人葬」?―「ペットの遺骸は廃棄物ではない」;別れの言葉で一番多い「ありがとう」―最後の別れと火葬 ほか)
第5章 「千の風」の時代のお葬式―弔いの心への回帰(小泉八雲の遺言―変わる葬送のかたちと意味;「千の風になって」の世界観―男は天国へ行き、そして畑に帰った ほか)

著者等紹介

太田宏人[オオタヒロヒト]
ノンフィクションライター。テーマは移民、葬儀、終末医療、宗教。おもな媒体は『SOGI』(表現文化社)、『週刊仏教タイムズ』など。ペルーの日系人向け日刊紙「ペルー新報」元日本語編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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