ちがいを豊かさに―多文化共生教育の明日を拓く

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784380082184
  • NDC分類 376.9
  • Cコード C0037

内容説明

在日朝鮮人をはじめ民族的マイノリティの人権保障はどのように進められてきたか。どれだけ住みよい社会・学校として開かれたのだろうか。

目次

1 国際社会のグローバル化と日本社会
2 在日(滞日)外国人に対する民族差別・抑圧の諸相
3 在日朝鮮人の民族教育運動と日本社会
4 在日朝鮮人教育運動―大阪における実践を中心に
5 見えはじめた実践方法と構造
6 絆の深まり―民族諸団体との連携と協業
7 制度・身分保障を求めた二〇年
8 歴史教科書とアジア認識

著者等紹介

稲富進[イナトミススム]
1936年鹿児島県徳之島出身。大阪学芸大学(現大阪教育大学)卒業、京都大学教育学部研修課程修了。大阪市立難波中学、城陽中学を経て、天王寺夜間中学(1974~89)に勤務。71年「日本の学校に在籍する朝鮮人児童・生徒の教育を考える会」を結成、代表に。79年「全国在日朝鮮人教育研究協議会」の結成に参画、代表・事務局長を務める。大阪教育大学教員(1992~98)、関西大学、近畿大学教員(1993~2004)

中村水名子[ナカムラミナコ]
1943年鹿児島県奄美大島生まれ。神戸大学卒業。67年から大阪市立小・中学校に勤める。84年から大阪市教育センター教育研究室所員。85年から部落解放・人権研究所所員。大阪市教育センター研究官、2004年より大阪教育大学、関西大学、近畿大学、天理大学教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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