内容説明
女系に不幸の遺伝子が組み込まれているのか?代々伝わる大皿と篭筏から先祖を探る旅へ。薩摩に虐げられ続けた故郷奄美の家人(やんちゅ)の悲惨な歴史、翻弄される悲しい愛の物語が浮かび上がる。
著者等紹介
吉田良子[ヨシダリョウコ]
奄美大島に生まれる。鹿児島県立奄美高女・新制大島高校を卒業。復帰運動や託児所設立の婦人運動などを経て中学教師になる。5年後上京するも病気になり帰京。3年後再び上京し、保健同人「暮らしと健康」の編集に携わる。以後、近畿建築士のひろば、食味随筆誌「甘辛春秋」、朝日新聞嘱託として「アサヒファミリーニュース」創刊など、編集・取材に従事。1878年病気を機にフリーに。hiroba嘱託。再び小説を書きだす。十日会同人「文学空間」に『孤島の肖像』を連載。ほか火山島同人
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